サロン経営
やっと、集客のどん底から、抜け出せた!
やっと、集客のどん底から、抜け出せた!そう、コレを実践して、私の美容室の快進撃が始まった!
小さなサロンの手書きチラシ集客の青木です。
このチラシの考え方は、「お客さまの知りたいこと」を書くというもの、今まで私がしてきたチラシの内容は、「サロン側が知らせたいこと」を書いていたことに初めて気付いた。
こちらが知らせたいことは、消費者が知りたいことと必ずしも一致しないということを知った。
また、「自分のお店で集めたい客層」、反対に「来て欲しくない客層」も、一方であることを知ったときには、目からうろこだった。
「自店に来て欲しくないお客さま」という言葉自体発してはいけないと身体が身構えていた。
ところがこのことがとても重要で、これを自分が認識したその日から、自分のお店に集めるお客さまがはっきり見えだした。
それからお店のコンセプトも決まり、スタッフ全員でその方向に向かう道筋が出来た瞬間だった。
スタッフと共に夜遅くまでミーティングを開き、絞り込む客層を話し合う。
その結果、結婚前の女性ではなく、結婚している女性(主婦)に来て欲しい客層を絞り込むことにした。その日を境に店名を「美容室エープラス」から「主婦の美容室エープラス」に変更し看板を架け替えた。
すると、次の日から、面白いように新規客が集るようになった。
そして、私のお店は毎日、スタッフ達が来て欲しい客層ばかりが来店するお店に変貌した。
チラシで来店された新規客に月一回発行のニューズレター(サロン独自の手づくり新聞、瓦版)を送ることで、固定化が一層強化できるというシステムが出来上がった。
また、チラシで来店された新規客には、ニュースレターを出す前にエープラスのしおりを出している。
この中に書いてあることは、お店のミッション(私たちのお店に来店されたお客さまには、お店を後にしたその瞬間からどんな日常の変化を感じていただきたいのか?)とスタッフの紹介文、何が得意で、どんな性格なのか?
また、当サロンに現在来店されている常連客の生の声をお聞きした内容、「エープラスに通っている理由は○○だから、スタッフの○○さんのこんなところがいいのよ!」といった内容を綴ってある。
また、メニューの説明や、営業時間等の詳細な情報も漏れなく書かれているもの。
このしおりを読んでいただくと、通常は、お店のスタッフの思いや、すでに来店しているお客さまがどうしてこのお店に通っているのか?
という内容は1年2年と通いながら徐々に知っていくことを、一瞬でわかるようにしたことで、安心感が生まれ速いスピードで信頼を得て固定化に結びつく。
この3つのツールをひとつの「しくみ」として構築したことで、新規客の取り込みと、固定化が自動化するようになった。
私のお店は、スタッフもそのまま、技術もそのまま、料金設定もそのまま・・・このように、その他のことは何も変えることもなく、この3つのツールのしくみを機能させた。
するとどうだろう?新規客がゾクゾク来店し固定率が60%を軽く超え、結果的に1年後には客数、売り上げ共に倍増した。
「お客さまの人生を豊かに導くのが、商人としての役割なのだ」様々な取り組みに挑戦してきたが、すべてに意味があり、無駄なことはひとつもなかったことに気がついた。
あの集客に、頭を抱える毎日だった美容室経営が、今ではスタッフの楽しそうなサロンワークとお客さまの笑い声が響く。
小さいながら、温かい人間関係が築かれた空間に、商売人としての生きがいをも見出した結果となった。
いま、毎日の商売が楽しくてたまらない。
商売をしていると様々な悩みに直面します。
商売をしていると様々な悩みに直面します。
小さなサロン手書きチラシ集客の青木です。
私も30年もこの商売をやってくると、スタッフの問題一つとっても、様々な悩みを抱えてきました。
例えば、やめる・やめない、といいだす従業員。
なぜやめたいと思うのか?真相は?それを膝を付き合わせて聞く。
仕事の内容に、不満をいう従業員がいる。
どうして不満と感じるのか?その真意とは?
それぞれ、言い分を聞き、経営側の考え方も主張もし、お互いが歩み寄って出たラインでその問題は解決する。
とかく経営者と、従業員では、考え方が真逆である部分もある。
しかしそれを、同じ方向を向いて、協力しながら、サロンでは、お客様に喜ばれる内容を提供していく。
お客様に喜ばれると、双方がうれしい。これは共通する項目でなんですね。
お客さまの方向をしっかり見据えて仕事をしていると、自然に経営者も、従業員も同じ方向を目指すようになる場合も多いですね。
自分の目の前の仕事が辛くなったり、苦痛に感じることは誰しもあります。
しかし、目の前のことにとらわれていると、お客さまを見失うことも出てきてしまう。
サロン経営も、山登りと同じで、頂上ばかり見ていると、足元の石につまずく。
足元ばかり見ていると、どこに向かっているのか見えなくなってしまう。
大きなテーマを見据えながら、日々の目の前の仕事もこなす。
常に、お客様の方を向くことを、経営者も従業員も意識することで、気持ちもまとまり、日々の仕事も楽しくなる。
しかし、問題は一つ解決してもまた時が来ると、多かれ少なかれ、問題は起こってくる。
そして、それにともなって、様々な悩みも湧いてくる。
これは常ですね。
悩み苦しみ、お互いに本音で話し合うことで、そこに解決策が見いだせる。
コレを繰り返すことで、経営者も成長するし、知恵もついてくる。
すると、その経験があるために、次回の問題点は、早めに解決できたりするんですね。
悩み、また、解決する練習の繰り返しをするうちに、考え方も一回りずつ大きくなっていけるのかもしれませんね。