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今朝の記事で、質問が何件かありましたので、お答えします。

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小さなサロンの手書きチラシ集客の青木です。

私は、ロミロミマッサージサロンを経営しているんですけど、とか、ネイルサロンを営業しているんですけど、という方々から、

「チラシに、サロンの技術と関係のないことを書く勇気がなかなか出ませんが、書くとしたらどんな内容を書いたらいいでしょうか?」

というような質問です。

今朝書いた記事の中の、こちらのチラシですが、直接美容室、理容室に関係のない内容に見えますけれども・・・、決してそんなことはないって私は思っているんです。

なぜならば、私のサロンに髪をカットに来ているお客さまは、本当にカットの技術だけで、私のサロンを選んでいただいているのか?

美容室にいらしている常連さんは、スタッフのカット技術、パーマ技術だけで、いらしているのか?

と考えた時に、私のサロンでは、特別高い技術を持ち合わせているわけではありませんし、他のライバル店にない機材や、メニューを取り揃えているわけでもありません。

逆に、スタッフを沢山雇用している、毎晩12時まで練習を欠かさないチェーン店さんなんかより夜遅く練習もしていないかもしれません。

そんな技術を一生懸命磨いているライバル店は、私のサロンの周りだけでも、沢山ありますし・・・。

そこにきて、私の2店舗のサロンスタッフの平均年齢は、結構高めでしょう(笑)

それなのに、そのチェーン店に行かずに私のサロンに足を運んでいただける常連さんや新規客さんがいらっしゃるのは、どうしてなのでしょうか?

誰でも見える上辺の部分だけを見ていると、確かに技術の良さを伝えたくなると思うんですね。

でも、お客さまって、技術だけを目当てに私のサロンにいらしているわけではないと、私は考えます。

技術だけを求めていたとしたら、技術の高いサロンだけにお客さまは一極集中するはずです。

それ以外のサロンはお客様が0人になるってことです。

おもしろいおばちゃんのやっている美容室は、大手のサロンの宣伝している、最新技術を取り入れていなかったら、お客さまは来なくなる?

いつもパーマをかけながら人生相談に発展する、心優しいおばちゃんの営業している美容院は、炭酸水を使ったメニューを取り入れてなかったから、やっていけないわけじゃないですよね。

かえってそのような、おばちゃん美容院が流行ったりしている場面に私は数多く遭遇しています。

では、

「お客さまは、どんなことを求めているの?」

ってことなんですけど、

「今回のチラシに書いた写真ですが、NHKのTVに取り上げられたから、お客様が来た。」

という単純なことではないと、思ってるんです。

逆に、TVや、雑誌に取り上げられなかったら、写真のネタを書いても、お客様が来ないか?

って言うとそんなことはないんですね。

要は、写真ネタを書くと、写真に興味がある人たちが、集まってくる。

こちらから手を挙げる、「この指とまれ~」ってね。

こちらから意思表示をするための、ネタは、きっかけに過ぎません。

チラシやニュースレターに書いたネタに共感した人は、反応したくなるじゃないですか?人って。。

子供さんの運動会ネタ、ペットのワンちゃんの散歩ネタ、おばあちゃんの直伝の料理ネタ。

なんだってネタになります。

今回のチラシの場合は、写真の話をしたくてくる新規客が集まってくる。

最近始めた私の趣味の写真が、サロンの入り口だっていいと思うんですね。

「たまたま私のサロンは、髪を切るお店なので、お話ついでに髪を切ってお帰りになった。」

それが、アロママッサージだったりネイルだったり、痛みをとってくれる整体院だったり。。。。

そんな、イメージで捉えるとわかりやすくなると思います。

そう、「技術」と「スタッフ」に求める、お客さまの気持ちの配分の問題も考えることです。

もちろん、平均的技術があってのことですが。

お客様と私や私の店のスタッフとの接点が、美容室で髪をカットすることだったり染めること、だったりしている、接着剤の役割が、たまたまあなたのサロンの技術だった。

って考えると、裏に隠されている本当の来店理由は、あなたに会いたくて来店する、あなたとお話したくていらしている、あなたに相談をしたくて常連さんになっている、新規客として来店する。

そんな気がしているんです。

「このお店に行くと、こんなお話ができるのね?ついでに、お髪も綺麗になるんだわ!」

目に見える来店理由は、髪をカットする、しかし裏に隠れている来店理由は、あなたにお話を聞いてもらいたくて来ている。

このように捉えると、急にチラシで伝えるネタが広がります。

「あなたの美容室での技術を伝える」というチラシ内容から、

「あなたを伝える」という考え方に、変わるのですから。

この違いとっても、大きいです。

この根本に気が付かないと何時まで経っても、「技術の売り込みのチラシ内容」から脱皮できませんから。

それがわかると、チラシに書くネタはとっても増えて、「早くチラシ書いて出したいわ~」って思うようになりますよ。

カテゴリ:お知らせ, 集客について